ドラゴンハイパー・コマンドユニット(エネルギー・産業基盤災害即応部隊)

配備の経緯
総務省消防庁では東日本大震災の教訓を踏まえ、石油コンビナート・化学プラント等のエネルギー・産業基盤の被災に備え、「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」が新設された。 この部隊の中核車両となる、「大型放水砲搭載ホース延長車」及び「大容量送水ポンプ車」が、日本海側で初めて、上越地域消防局に配備されることとなる。 管内の石油コンビナート地区での災害はもとより、緊急消防援助隊としてオールジャパンの特殊ミッションに果敢に挑む。

大型放水砲搭載ホース延長車
最長約100メートル先の火点に対し、最大毎分約8000リットルの大容量放水が可能な放水砲を車両上部に搭載しており、約1キロメートル延長可能な大口径のホースを積載しています。
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大容量放水ノズル
車両上部に搭載しており、直状と噴霧放水を
リモコン操作で切り替えることができます。
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積載しているホース
呼口径150mm、長さ20mのホースを
50本積載し、約1km先まで送水可能
| 車両メーカー | いすゞ自動車㈱ |
| ぎ装メーカー | 帝国繊維株式会社 |
| 全長 | 8.350メートル |
| 高さ | 3.430メートル |
| 定員 | 2名 |

大容量放水ポンプ
海や河川等から取水するための水中ポンプを積載しており、車両に搭載されているクレーンにより直接取水源にポンプを投入します。
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水中ポンプ1基を積載し、
0.3MPaで毎分4,000リットルの水を
吸い上げることができます。
| 車両メーカー | 日野自動車㈱ |
| ぎ装メーカー | 帝国繊維株式会社 |
| 全長 | 8.935メートル |
| 高さ | 3.550メートル |
| 定員 | 3名 |

ドラゴンハイパー・コマンドユニット
- 指揮車
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シンボルマーク
越後の龍と呼ばれた戦国武将、
上杉謙信公の軍旗を
モチーフとしたシンボルマーク。
- 大型放水砲搭載ホース延長車
- 大容量送水ポンプ車
- 大型化学車
- 屈折はしご付消防ポンプ自動車
- 泡原液搬送車
- 消防ポンプ自動車

翻訳













